2014.10.01	第 3 日目

ニース観光→エクス･ﾌﾟﾛｳﾞｱﾝｽ→マルセイユ
（マルセイユ泊）

今日はニース市内観光ののち 南仏海岸を西へエクス･プロヴァンスへ向かい､
マルセイユ泊の予定です｡

朝ホテル出発前に､ニース大聖堂前大通りを散歩し､ニースのウインドウファッション
を眺めてみました｡

9:15バスはホテルを出て マセナ広場･を通り ニース海岸へ｡

海岸近くでバスを降り ニースオペラ座などを眺めながら朝市が開かれている市場へ｡

市場というのはどこの国でも土地柄と庶民の暮らしが垣間見れて面白いですね｡

市場のすぐ外がニース海岸なので 海浜風景を眺めながら少し歩いてみました｡
此処は全長3.5ｋｍの広い海浜で1820年駐留英国人の出資で作られたものな
ので 今でも｢ブロムナード･デサングレ（英国人の散歩道）｣と呼ばれています｡

バスに戻り 車窓から現代美術館､図書センター､国際会議場などを眺めながら

（ここはフラッシュ不使用なら撮影自由なのですが ほんの数点のみ紹介して
おきましょう｡）

シャガールがユダヤ人であるため､作品のテーマは 旧約聖書の題材が多いですね｡

ステンドグラスの作品は 特に色彩が綺麗で､館内コンサートホールの薄暗い室内で
椅子に座って静かに眺めると 特に幻想的でした｡

11:00ニースを出発､エクサンプロヴァンスへ｡

13:48 エクスアンプロヴァンス到着｡　此処は プロヴァンス地方の行政･司法･学問の
中心であったところで､ローマ時代から泉の多い都として知られています｡
またセザンヌはこの街で生まれ､ここで死んでいますね｡

早速大噴水と､セザンヌ像の歓迎です｡

ここのレストラン LE CIMTRAで お魚のパイ､鯛のソテー､カラメル･プリンで遅めの昼食｡

昼食後15:15からセザンヌのアトリエを訪問｡ここは1902年から1906年に彼が死ぬまで
使っていたアトリエで 画材など生前のままの状態で保存されています｡
（ただし室内撮影禁止）｡

このアトリエのある家は閑静な住宅地で庭も樹木が鬱蒼と茂る素敵な場所で､セザンヌは
天井の高いアトリエの北側に大きな窓を作り､サントヴィクトワール山が良く見えるこの付近
のローヴの丘によく出かけては山の絵を描き アトリエで仕上げていたようです｡

アトリエ見学ののち､ローヴの丘にも行って､サントヴィクトワール山も眺めてみましたが､
陽射しの具合によって山の見え方が微妙に変化し､セザンヌがこの山を８０作以上描い
た理由の一端がわかるような気もします｡

その後、エクスアンプロヴァンスの旧市街に出て､サンソヴェール大聖堂へ｡

ここは５世紀から１７世紀までの様々な建築様式が入り組んでいるのが特徴です｡



市役所(Ｈotel de VILLI)広場ですこし自由時間を取り､各自買い物や散策､
ミラボー大通などプラタナスの並木が綺麗でしたね｡

17:45　エクスアンプロヴァンスをバスで出発｡

小一時間走って マルセイユに向かいます｡

18:50 マルセイユ旧港の横を通って ニュ-ホテル･マルセイユに到着｡

今夜は此処で一泊です｡

このホテル､当方が宛がわれた部屋は ダブルベッドの置かれた部屋の手前にもう一つ
シングルベッドと机･ソファーなどが置かれた部屋がついているスイートルームで 広くて
快適でした｡

20:00からホテル食堂で夕食｡

メニューは トマトとモッツエレラ･チーズのサラダ､チキンとポテト､アップルクランブルの
デザートでした｡

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